第5回プロジェクト定例会レポート

7/15(土)
土曜日は、ニホンミツバチ巣箱移動作業と、おやまで燻製づくり。
ニホンミツバチの巣箱作業。
分蜂シーズン最最終章となってきました。
おやまでは元気に、採蜜しているニホンミツバチを目にしますが、まだ巣箱にはお出ましいただけませず、、場所を、朝陽があたり夕方は涼しく、蜂球が止まりやすい栗の木の下に移動しました。長らく空き家だった巣箱には、夥しい数の蟻たちが暮らしていました!申し訳ないのですが、強制退去願いました。春の定例会で作った巣箱にミツロウ塗り。今回初参加の穴掘り大先生石橋さんのスコップ使いに一同感動しながらの新規巣箱、先日いただいてきた新鮮なミツロウ塗りたて、入居者さん大歓迎です!


ダンボール燻製機づくりからの燻製づくりとダッチオーブンでの燻製づくり。燻製、なかなか時間がかかりまして、お昼ごはん時間を大幅に過ぎてもまだ生肉状態でしたので、かぼちゃスープと梅酢生姜ごはんで、おやまの恵み。


かなり暑くなってきましたので、梅干しと蜂蜜梅酢炭酸水で、熱中症対策しながらの作業でした。シェアハウスに戻り、小川で夕涼み。


小川で冷やしていた西瓜でカラダの中からも涼をとりました!
キッチンのグリルと、灯油ストーブで燻製途中のポークとチキンを加熱。晩御飯は素麺大会。さえちゃんからの差し入れ、茄子の揚げ浸しも素麺にぴったり!大人数で囲む食卓は楽しいですね!
7/16(日)


活動はおやまのEdible Garden Gallery 食べられる菜園の菜園ユニット枠づくり。
このEdible Garden Galleryは、果樹と相性のよいコンパニオンプランツを混栽させた蜂の巣形の菜園を一つのユニットとして、植物の植生毎にグループをつくり、グループの間を果実や花を愛でながら歩きまわれる空間を作る、というプロジェクト。昨日は、その第1号となるユニットの枠が出来上がりました!!ご参加の皆さまのアイディアにより、見事な六角形のガーデン枠の登場です。六角形は、蜂の巣(honey comb)の基本形でもあります。
新たに設置した巣箱に将来住んでいただくニホンミツバチの蜜源植物が花開く果樹園を作っていきましょう!!
おやまが暑くなり過ぎる前に、里へおりてきました。お山で新しく参加されたあやさんと採取した竹を使って、竹箸づくり。鉈と小刀、彫刻刀を使ってみなさま真剣に竹細工。居住まいを正したくなる美しい手作りのお箸。お食事とは、有り難く命をいただく儀式でもあることを改めて感じさせていただきました。手作りのお箸でおやまの昼ごはん。

昼食後は、ペットボトル浄水器づくり。将来お山に設営する予定のバイオジオフィルター(微生物を使った自然な浄水装置)の小型版。(ペットボトル浄水器には微生物は介在しませんが)礫と砂を川から調達、井戸水で洗い、竹炭を砕いて濾過層づくり。


仕上がりの浄水器にお米のとぎ汁を通しました。何回か濾過を繰り返す必要があります。ペットボトルサイズでは実用には程遠く、改良のためのアイディアをいくつか参加の皆さんが出してくださいました。オフグリットで暮らしていくための知恵は、こうやって培っていくのですね。二日目の熱中症対策の夏野菜は、ミョウガときゅうり、菓子瓜(味ウリまたはマクワウリ)

ご参加のみなさま。シェアハウスのお掃除もありがとうございました!!!

Follow taniguchiryohei:

Designer, Director, Producer

1980年生まれ、福岡県宗像市出身。ブランディングディレクター・デザイナー。プロジェクトからワークショップ、マネジメントやファシリテーションなど多岐にわたって活動。現在は地元を中心にむなかたシェアハウス、むなかたシェアラボなどをプロデュース。

Leave a Reply